冬の使者「ユリカモメ(都鳥)」讃歌
今年も冬の使者「ユリカモメ」こと都鳥が香川讃岐観音寺の財田川河口にもどってきました。 「お帰りなさい」と言っても、ただガアーガアーと言って騒ぐのみ。
人懐っこく餌をやると、すぐ近くまでやってきます。
名にし負はばいざ言問はむ都鳥我が思ふ人はありやなしやと 『伊勢物語』
「用意したパンくずもすぐ奪い合いしてなくなるのです。数百羽の群には追いつきません。 恒例の行事となりし都鳥 餌を奪ひ合ふ いたけなさかも
宙を舞ふ飛翔のわざのなめらかさ かくして我も老いを生きむか