2013-09-29 私たちの好きな万葉歌 万葉集 #短歌 私たちの好きな万葉集の歌ベストテン みとよ万葉の会選定 ①田子の浦ゆうち出でて見ればま白にそ 不尽の高嶺に雪は降りける 山部赤人 (三一八) ②あをによし奈良の都は咲く花の にほふがごとく今盛りなり 小野老 (三二八) ③石走る垂水の上のさ蕨の萌え出づる 春になりにけるかも 志貴皇子 (一四一八) ④新しき年の始めの初春の 今日降る雪のいや重け吉事 大伴家持(四五一七) ⑤東の野にかぎろひの立つみえて かへり見すれば月傾きぬ 柿本人麿 (四八) ⑥あかねさす紫野行き標野行き 野守は見ずや君が袖振る 額田王 (二〇) ⑦春過ぎて夏来るらし白妙の 衣乾したり雨の香久山 持統天皇 (二八) ⑧熟田津に船乗りせむと月待てば 潮も適ひぬ今は漕ぎ出でな 額田王 (八) ⑨銀も金も玉も何せむに 勝れる宝子に及かめやも 山上憶良 (八〇三) ⑩家にあればけに盛る飯を草枕 旅にしあれば椎の葉に盛る 有間皇子 (一四二) おなじみのものばかりにてすみません こと新しい歌ではなくて