今時、こんなもの

 
 伝統を大切にしていると言えば、それまでである。
 しかし、この骨董品のような学校方針、至上命令的口調は、いかがなものか。
 校訓「自分に負けるな」「本気で取りくめ」「仲良く助けあえ」
 その正面の「至誠」なる錆びついた文字。軍国主義の忠誠心が背景にある。
  (ただ、この少年像のやさしそうなおもかげには、ホッとする
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これに比べ、以下の人間愛、ヒューマニズムに溢れた校訓(ともいえない慈愛)の
すばらしさよ。
 
    われらみな人の世の光とならん 
 
             香川県三豊市和光中学校 校訓
             (初代校長 谷口武先生制定)    
校歌の結句『われらみな瞳をあげて人の世のひかりとならん』が、和光教育の根本理念である。これは、「和光中学校に学ぶものは、みなそれぞれの目標に向かって進み、それぞれの分野で自信をもって、人のため、世のために尽くそう」という意味である。このことは校名に
「和」は、人間社会の根本法則であり、天地万物がすべての拠を得た調和の姿である。