伊吹島、金田一春彦の歌碑

伊吹島 金田一春彦歌碑除幕式に参加して

 「伊吹の人はすぐわかるな。変な訛があって」とか言われ、本土の人に貶されていた伊吹島のアクセントは、全国で唯一平安末期の京都と同じアクセントとして残っている。 金田一春彦さんがこのことで来島したのは二十年前である。その時色紙に書いてもらった歌が、平成十六年十月三十一日、歌碑となり除幕式が行われた。
 場所は連絡船の着く真浦港の上、県道脇小公園で、碑の大きさは縦一メートル・、横一・二メートルのこじんまりした庵治石〈刻字は黒御影石の板石〉である。海を見渡せる丘にあり、なかなかいい場所を選定されたと思われる。 
 緑濃き豊かな島や かかる地を故郷にもたば幸せならん                      裏面には次のような説明が記されている。
 伊吹島のことばのアクセントは、昭和四十年、学生だった妹尾修子さん、和田実先生により国語学界に報告され、昭和五十八年、金田一春彦先生も来島され、全国でただ一ヶ所平安、鎌倉の京都のアクセントを遺している島とも紹介されました。いつまでも、緑豊かな、心豊かな島であってほしいという願いを込め歌碑を建立する。        平成十六年秋                          伊吹町自治会                 伊吹島を愛する会                          
 
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本日再訪しましたので、再録しました。