2017-09-26 芭蕉「奥の細道」 俳聖・芭蕉 #誕生日 むざんやな甲の下のきりぎりす むざんやな甲の下のきりぎりす はせを この句の初句は、はじめ「あなむざんやな」または「あなむざんや」であった。 「あなむざんやな」は謡曲「実盛」において、樋口次郎が実盛の首級を見ていとしんだ「あなむざんやな、斉藤別当にて候ひけるぞや」という詞からとられている。 「きりぎりす」は、今の蟋蟀のことである。