やせ馬に山また山や春霞

         浜口雄幸を象徴する二句

 「長作閑人 楽太平」 長く閑人となって太平を楽しむ  南宋時代の詩人陸游の言
      大平総理の方がはるかに文化人か。

 「やせ馬に 山又山や 春霞」   この句のとおり 雄幸境涯句
           浜口首相が昭和5年の正月に詠んだ句
          ( アサヒクロニクル『週刊20世紀』1930年号より)
           痩せ馬どころか「ライオン宰相」と呼ばれた浜口首相ではあるが、
           一面よく似合っている。 


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