オケラ(動物・植物)
動物昆虫のオケラ
ケラ バッタ目 ケラ科 Gryllotalpa orientalis
ケラ バッタ目 ケラ科 Gryllotalpa orientalis
•大きさ 30-35mm •時 期 4-10 月 •分 布 北海道・本州・四国・九州・沖縄
茶褐色のコオロギに近い昆虫。体の表面には細かい毛がはえていてビロード状になっている。後翅は腹端を越えるほど長く、飛ぶこともできる。
畑・草原の地中で暮らしていて、ミミズや植物の根などを食べる。オス、メスともに鳴くが、特にオスは、ビーーーーーと大きな声で鳴く。昔から「おけら」と呼ばれて親しまれている。
畑・草原の地中で暮らしていて、ミミズや植物の根などを食べる。オス、メスともに鳴くが、特にオスは、ビーーーーーと大きな声で鳴く。昔から「おけら」と呼ばれて親しまれている。
植物キク科のオケラ
オケラ(朮、Atractylodes japonica)はキク科オケラ属の多年草。
近縁種とともに生薬として用いられる。また若芽を山菜として食用にもする。昔はウケラと呼ばれていた。
高さは50〜100cm。葉は茎の下部では奇数羽状複葉になる。花序の下側につく苞葉も羽状。花は白〜ごくうすい紅色で、アザミに似て筒状花だけの房状の頭状花序となる。雄しべと雌しべの両方を持つ両性の株と、雌しべだけが機能する雌株がある。花期は9~10月頃。