風の碑9藍川漢詩
瀬戸内海燧灘を望み眼下に砂絵「寛永通宝」が見下ろせる。
石碑は粗大芥にもなりかねない。よって、自分の作る文学碑は、紙に書くもので立体感はあるもの。しこうして、風が吹けば飛ばされてなくなるもの。誰でも持ち運びができる、移動式(ポータブル)なもの。書かれる内容は、自分の気に入った郷土に関連のある作品に限る。人のものでも自分のものでも、気に入ったものは、すべて思いつき次第取り上げる。俳句・短歌・詩・文。短いものでないと、限られたスペースに留められない。一口で「短詩・風の碑」と仮命名しておこう。まずは「100基」を目指して、本日只今より始める。
結句 転句 承句 起句
水いよいよ碧に松いよいよ青し
通寶千年客拾うなく
砂浜歴々銭型を見る
このように続けて書かれると、漢詩であることが分かりにくい。
「起・承・転・結」4句4行に並べて、七言絶句に書くべきか?
2015年11月13日撮影
史実に反するという批判がある。