風の碑9藍川漢詩

    風の碑9藍川漢詩            観音寺市八幡町琴弾山頂
 瀬戸内海燧灘を望み眼下に砂絵「寛永通宝」が見下ろせる。
 石碑は粗大芥にもなりかねない。よって、自分の作る文学碑は、紙に書くもので立体感はあるもの。しこうして、風が吹けば飛ばされてなくなるもの。誰でも持ち運びができる、移動式(ポータブル)なもの。書かれる内容は、自分の気に入った郷土に関連のある作品に限る。人のものでも自分のものでも、気に入ったものは、すべて思いつき次第取り上げる。俳句・短歌・詩・文。短いものでないと、限られたスペースに留められない。一口で「短詩・風の碑」と仮命名しておこう。まずは「100基」を目指して、本日只今より始める。
                            
         銭形を望む漢詩(七言絶句)  作者高橋藍川は和歌山出身漢詩
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結句       転句       承句      起句

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高橋藍漢詩碑】 香川県観音寺市八幡町琴弾山頂象ヶ鼻
[書き下し文]
     白帆鷺の如くに滄溟に入る 
          水いよいよ碧に松いよいよ青し
通寶千年客拾うなく
 砂浜歴々銭型を見る
 
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  このように続けて書かれると、漢詩であることが分かりにくい。
 「起・承・転・結」4句4行に並べて、七言絶句に書くべきか?
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                                 2015年11月13日撮影
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               史実に反するという批判がある。