『細雪』四姉妹のような従姉妹

      原作とは全く関係がありません。
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       細雪     谷崎の代表作
 大阪船場で古い暖簾を誇る蒔岡家の四人姉妹、「鶴子」「幸子」「雪子」「妙子」の繰り広げる物語。三女雪子の見合から話は始まる。
三女雪子は美人なのであるが、なぜか縁遠く、三十代に入っても嫁げず姉の幸子夫婦が奔走している。一方四女妙子は始終恋愛事件をおこして姉達をてこずらせている。なお、兵庫県芦屋市に居を構える蒔岡家の分家で傍観者的な既婚者として登場する二女幸子は、(谷崎の夫人)の松子のことである。