十七回忌の手向け(遺句に付句)



  平成13年(2000年)4月27日、不慮の事故で同僚を喪う。
  来年十七回忌に連句仲間は彼の遺句に付句を手向ける予定。
  すでに次の一句が寄せられている。 
        間髪を入れず、八句が届いて安心。その後に列記した。
    まだの方は、急ぎませんので、そのうちお届けください。
    それぞれに付句です。
    関連して展開する連句(長連歌)ではありません。

    猫柳つのぐむ風に旅立てり     浩一
     積もりし話いづこにてせむ     万紀子
     まぶたに浮かぶは若き面影    初美
     巣立ちし子らも不惑を過ぎぬ    美子
           ひかりの中や甘くさやけき     義敬
     天つ空にてほほえみ満てる    静夫
     頭の白霜相見る日やいつ     量子
     笑みたる花に君を偲ばん      啓子
           幾年むかへ微笑む君は       弘子
           十七回忌集ふ句仲間        雅澄