尿前の関

    松尾芭蕉奥の細道』より「尿前の関」 
 
 小黒崎・みづの小島を過て、なるごの湯より尿前の関にかゝりて、出羽の国に越んとす。此路旅人稀なる所なれば、関守にあやしめられて、漸として関をこす。大山をのぼつて日既暮ければ、封人の家を見かけて舎を求む。
  蚤虱馬の尿する枕元   はせを
芭蕉は枕元で馬が尿(ばり)するのさえ 風流なことと見立て句にした」と、夏目漱石の「草枕」にも登場する。
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