蛤のふたみに別れ

 
蛤のふたみにわかれ行秋ぞ     「奥の細道」最終句
 
     蛤が蓋と身に分けられるつらさ。自分も同じ思いで皆と別れ、行く秋にも別     れを告げ、二見に向けて旅立つことだ。                        
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