先輩シリーズ「大平正芳」

 「観音寺支部だより 第22号」   平成25年8月8日発行予定  
  先輩シリーズ② 大平正芳      観一校庭の胸像(聖書を抱えている)
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 三中第二十四回(昭和三年)
卒業。香川県出身唯一人の総
理大臣。衆参同日選挙の過労
昭和五十五年六月十二日急
逝、享年七十歳。我々同窓の
悲嘆は大きかった。昨年33回
忌法要が行われた。
    豊浜町墓地公園の墓碑銘
       君は永遠の今に生き 
       現職総理として死す 
       理想を求めて倦まず
       斃れて後已まざりき 
          伊藤正義 謹書 \¤\᡼\¸ 2
「永遠の今」とは太平さんの
最も大切にした人生訓で、
よく揮毫し、自著の書名に
もしている。
「寛容と忍耐」「信頼と合意」
の政治姿勢を堅持し、倦む
ことがなかった。
 人を愛すること深く、争い
を好まず、静かな思索を求
め「明日枯れる花にも水を
やる心を大事にいたい」と
言われた心優しい人だった。