2014-12-15 善正寺での報恩講(本願寺派) #宗教 報恩講は、浄土真宗寺院及び門信徒において最も大切な法要行事。開祖・親鸞聖人の命日11月28日を中心にして、 聖人の徳をたたえ、恩に報いる法要である。 本日、檀那寺観音寺市柞田町「善正寺」の法話では、妙楽寺(高松市)川田慈恵布教使から四苦八苦の法話があった。 四苦八苦とは、仏教における苦の分類。 苦とは、「苦しみ」のことではなく「思うようにならない」ことを意味する。 根本的な苦を生・老・病・死の四苦とし、 根本的な四つの思うがままにならないことに加え、 愛別離苦(あいべつりく) - 愛する者と別離すること 怨憎会苦(おんぞうえく) - 怨み憎んでいる者に会うこと 求不得苦(ぐふとくく) - 求める物が得られないこと 五蘊盛苦(ごうんじょうく) - 五蘊(人間の肉体と精神)が思うがままにならないこ との四つの苦(思うようにならないこと)を合わせて八苦と呼ぶ。 阿弥陀さんは前かがみで我ら衆生をお導き下さる。